盛岡観光の合間にほっと一息!鉄瓶の多い喫茶店「お茶とてつびん engawa」

盛岡観光と言えば、まず思い浮かぶのが"3大麺"として名高い冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば。お好みの"盛岡麺"でお腹を満たし、盛岡城跡地や啄木新婚の家など、市街地の名所を巡るー。
こうした定番ルートに彩を添えてくれるのは、やっぱり合間に立ち寄るカフェですよね。実際、盛岡市街地には、お洒落なカフェや喫茶店が多く点在しています。
そんな"激戦区"とも言える盛岡の中心部に、特色あるカフェがまた一つ誕生しました。
2019年8月1日にオープンした、注文の多い料理店ならぬ、鉄瓶の多い喫茶店「お茶とてつびん engawa」。
盛岡市の鉄瓶屋「kanakeno」(カナケノ、田山 貴紘代表)が「南部鉄器を体験できる場を作ろう」とプロデュースしたカフェ&ショップです。
さんさ踊りで帰省した折、開業の知らせを聞いたので、早速、足を運んでみました。

鉄瓶を使ったコーヒーが楽しめるカフェ

お店は、盛岡市役所から徒歩3分ほど、中の橋を渡ってすぐのところにありました。観光名所、岩手銀行 赤レンガ館からほど近い、街の中心部です。
写真館「旧唐たけし寫場(しゃじょう)」を改装した複合店舗の1階部分で、以前は飲食店が間借りしていたスペースと言います。レトロな外観、そして店舗テーマにもなっている可愛らしい鉄瓶が出迎えてくれました。

店内は、洋室のカフェスペースと、和室の鉄瓶ショップに分かれていて、ショップには店名にもなっている縁側がありました。
鉄瓶に囲まれた空間で、縁側に座りゆっくりと談話ー。何とも盛岡らしい体験ですね。

ショップには専属の担当者が常駐していて、南部鉄器についてのお話や解説を聞くことも可能。もちろん、購入もできます。
担当の長瀬みどりさんは「盛岡の伝統工芸、鉄瓶のある空間を楽しんで欲しい」と呼びかけます。

<写真館「旧唐たけし寫場(しゃじょう)」に関する資料も>

気になるメニューにも、鉄瓶の魅力がたくさん詰まっています。
ウェルカムドリンクのお冷は、鉄瓶で沸かした白湯を冷やした「てつびんWATER」。雑味がないすっきりとしたお水です。そう言われると何だか飲んでみたくなりますよね?

そんなてつびんWATERを使ったコーヒーやプーアール茶をはじめ、濃厚バナナジュース、ビールやハイボールなどのお酒、カレーライスやスープなどランチメニューも楽しめます。

<アイスコーヒー 450円>

<マネージャーの手作りチーズケーキ(480円)は絶品>

盛岡に惚れて移住したマネージャー

豊富な紅茶を堪能できるのもengawaの魅力です。相性を考えて紅茶にはあえて、鉄瓶で沸かした白湯を使っていないのもポイント。
これには、お店のマネージャーを務める齊藤克俊さんの経験に理由があります。実は、齊藤さんはengawa開業直前までの9年間、地元・仙台市内で紅茶とお酒の店「teato」を営んできた、"紅茶マスター"なんです。

「高校時代、イギリスを旅した際、モヒカン頭で体中にタトゥーを入れた、いかにもロックな男性が、グイッとカッコ良く紅茶を飲む姿に胸を打たれた」と、齊藤さんは進路を決めたきっかけを語ります。

<鉄瓶の職人さんと談笑する齊藤さん(右)>

そんな齊藤さんが、故郷からの移住を決断してまで、次のステージに選んだのが、このengawa。背景には、強い"盛岡愛"があります。

「奥さんの実家が滝沢で、何度も盛岡を訪れるうちに大好きになりました。いつか盛岡に住みたいと思っている時に、engawaの開業を知り、"これだ"と決めました」

齊藤さんは笑みを浮かべ、続けて意気込みを語ってくれました。

「大好きな街の中心部でお店ができて嬉しい。たくさんの方に来ていただき、鉄瓶を使った生活を、盛岡らしさを体験してほしい。一度来た人が何度も足を運んでくれる空間を目指したい」

紅茶屋と鉄瓶屋がコラボレーションした、盛岡らしいお店。
ぜひ、一度立ち寄ってみては?

<リトルもりおかのマークを持っていただきました!(左から)齊藤さん、長瀬さん>

【店舗情報】
カフェ&ショップ「お茶とてつびん engawa」
住所:〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目5−2 唐たけし寫場 1F
営業時間:
<cafe>
月〜金 11:30〜21:00(ランチLO 14:30)
土~日 11:30〜17:30(ランチLO 14:30)
火曜定休
<shop>
水曜〜日曜 11:00〜17:30
月曜・火曜定休
HP:https://kanakeno.com/

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